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※略語説明
 DIN/FIL/TEC群→ジヌツキシマブ/フィルグラスチム/テセロイキン群
 G療法→ユニツキシン+フィルグラスチム+テセロイキンの免疫療法
 米国レジメン→ユニツキシン+サルグラモスチム+アルデスロイキン+イソトレチノインの免疫療法
 M療法→ユニツキシン+ミリモスチム+テセロイキンの免疫療法

効能又は効果

大量化学療法から本治療を開始するまでの期間は決まっていますか?
大量化学療法後から本治療までの期間についてのデータはございません。
(引用:添付文書(効能効果)、治験実施報告書(国内第Ⅱb相試験:患者背景))
大量化学療法後のユニツキシン開始基準としての臨床検査値等はありますか?
関連するデータはございません。(参考になりますが、組み入れ選択基準は、末梢血幹細胞移植後100日未満となっています。ただし、移植後に手術が施行された症例に関しては、移植後150日未満となっています。)
(引用:治験実施報告書(国内第Ⅱb相試験:患者背景、診断および組み入れ基準))
適応について初発・再発の制限はありますか?
添付文書の効能効果には、初発・再発などに関する記載はなく、「大量化学療法後の神経芽腫」となっています。
(引用:添付文書(効能効果))
大量化学療法後に通常移植が行われると思いますが、その後の維持療法と考えてよいですか?
効能効果は「大量化学療法後の神経芽腫」です。国内第Ⅱb相試験における組み入れ基準は、初回化学療法開始から末梢血幹細胞移植までの期間が12ヵ月未満、末梢血幹細胞移植後100日未満となっていました。
(引用:ユニツキシン添付文書、治験実施報告書(国内第Ⅱb相試験:診断および組み入れ基準))
前治療期間の選択基準はありますか?
GD2-PⅡ試験の対象(高リスク神経芽腫の集学的治療後寛解例)の選択基準として「初回化学療法開始から末梢血幹細胞移植までの期間が12ヵ月未満」、「末梢血幹細胞移植後100日未満。ただし、移植後に手術が施行された症例に関しては、移植後150日未満」とされています。
(引用:適正使用ガイド(骨髄抑制の発現状況)、治験総括報告書(GD2-PⅡ試験:2.概要 選択基準))
ユニツキシンと同様の作用機序の薬剤はありますか?
国内では新規作用機序の薬剤となります。
(引用:インタビューフォーム(開発の経緯))

用法及び用量

ユニツキシンは10~20時間かけて点滴静注しますが、実際に治験で投与されている時間はどのくらいでしょうか?
概ね10時間を目標に投与されています。(但し投与初期20分から40分の間は通常の半分のスピードで点滴を行う事が添付文書に記載されており、この時間を考慮すると、副作用発現によるユニツキシンの投与遅延がない限り、10時間に20分から40分を加えた時間で投与されています)
(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL 国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験))
「8~11日目の本剤の投与2時間前を目安にテセロイキン100万単位/m2を200mL以上の生理食塩液に溶かして24時間かけて点滴静注」となっていますが、本剤を同じルート(側管)から投与してもよいですか?
本製剤はテセロイキンおよび他の製剤との配合変化データは持ち合わせておりません。従ってそれぞれの薬剤はそれぞれのルートからの投与をお願いします。
添付文書の「7.4本剤投与により副作用が発現した場合には、以下の基準を参考に、本剤を減速、中断、中止すること」とありますが、初回発現や2回目発現とは同一サイクル内の発現回数のことでしょうか?
ユニツキシンの投与を開始した症例としての初回発現や2回目発現となります。サイクルは問いません。
同一サイクル内の2日目、3日目の投与であっても投与開始20~40分は、1時間あたり0.875mg/m2以下で点滴静注を開始すべきでしょうか?
ユニツキシンは毎回、投与開始20~40分は、0.875mg/m2以下の投与速度で投与して下さい。なお、ユニツキシン添付文書の7.4に記載されている「副作用発現時の調節基準」に従い、副作用が発現した場合には、0.875mg/m2未満の投与速度で投与を開始することがあります。
(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL 添付文書)
フィルターの吸着性試験は実施していますか?
実施しています。本製剤のフィルター吸着性試験において、43.2μg/mLの濃度で1.5時間後に71.4%まで低下しており、この事からフィルターに対してジヌツキシマブは初期に結合する事が示されましたが、同試験において高濃度である166.7μg/mL及び521μg/mLにおいては吸着が認められませんでした。本試験においてはフィルター吸着による薬剤の損失は最小限であると結論づけられています。
(引用:UT社Q&A THE COMPATIBILITY OF UNITUXIN®(DINUTUXIMAB) INJECTION WITH A FILTER)
用法及び用量の設定根拠はありますか?
国内第Ⅰ相試験において、開始⽤量レベル及びレベル変更⽅法に従って、CSFレジメン、IL-2レジメンの各1サイクル⽬の⽤量制限毒性(DLT)の有無に基づき、各薬剤の推奨⽤量(RD)を決定しています。
(引用:製品情報概要(国内第Ⅰ/Ⅱa相試験)、インタビューフォーム(用法及び用量の設定経緯・根拠))
添付文書の「本剤は1時間あたり0.875mg/m2で点滴静注を開始し、患者の忍容性が良好な場合、投与開始20~40分以降は1時間あたり1.75mg/m2で点滴静注する。副作用のため減速した場合は、最大20時間で投与終了」という記載は、サイクル別で対応が異なりますか?
添付文書の用法用量に関する注意には、サイクル毎の記載はありませんので、1~6サイクルすべての投与に関する注意となります。
(引用:添付文書(用法用量))
ユニツキシンを用いた抗GD2抗体療法は6サイクルの投与が必要ですか?
本剤の用法用量は、「・・・28日間を1 サイクルとし、1 、3 、5 サイクルは4 ~ 7 日目、2 、4 、6 サイクルは8 ~11日目に投与する。」となっておりますので6サイクル投与となります。
(引用:添付文書(用法用量))
海外投与データは25mg/m2であったと思いますが、国内投与量はなぜ17.5mg/m2なのですか?
海外で実施されたA0935A試験では10時間・4日連続投与で約28日を1 サイクルとして25mg/m2 として最適化されております。国内治験においてもこれを用いましたが、NCI (National Cancer Institute:NCI)製剤、UTC(United Therapeutics Corporation : UTC) 製剤での製造工程での違い(製造工程の効率化と精度上昇)による同抗体価での薬剤量が異なるため、実際には17.5mg/m2/回を4日間/サイクルとなりました。 また、ユニツキシン審査報告書には「NCI製剤では理論上の吸光係数(モル吸光係数)である1.00が使用されたが、UTC製剤では実際の吸光係数である1.41が使用されたため、NCI製剤の5.0mg/mL及び25mg/m2はUTC 製剤の3.5mg/mL及び17.5mg/m2に相当する。」と記載されています。
(引用:治験実施計画書(国内第Ⅱb相試験)、審査報告書(7.R.6.1 DIN/FIL/TEC 投与の用法・用量について))
ユニツキシンの投与時間が最大20時間となっている理由はなぜですか?
生理食塩液による希釈後濃度0.044~0.52 mg/mL、ポリエチレン製又はポリ塩化ビニル製点滴用バッグにて24時間保存した結果、24時間の安定が認められております。また添付文書の適応上の注意に、「本剤の希釈液は、・・・4時間以内に投与を開始すること」と記載しているため最大投与時間は20時間となっています。
(引用:インタビューフォーム(生理食塩液による希釈後の安定性)CTD2.3.P.2.6)

併用薬

併用薬として適応追加となったG-CSF製剤は先発品のみでしょうか?
G-CSF製剤においてグランの効能効果に「神経芽腫に対するジヌツキシマブ(遺伝子組換え)の抗腫瘍効果の増強」が適応追加されました。
他のG-CSF製剤には適応症がありません。
(2023年3月時点)
(引用:グラン:添付文書ほか)
G-CSFの投与経路は皮下注のみですか?
適応を取得しております先発品・グランの添付文書には「皮下投与する」との記載がございます。
(引用:グラン:添付文書)
フィルグラスチムを投与し、白血球数が増加しすぎた症例はありますか?
国内第Ⅱb相試験【35例】において、フィルグラスチムを投与したサイクルおよびそれ以外のすべてのサイクルにおいて、白血球数増加の有害事象は報告されていません。
(引用:治験実施報告書(国内第Ⅱb相試験:有害事象))
IL-2製剤に神経芽腫に対する効能・効果はありますか?
IL-2製剤である、イムネース注の効能効果は「神経芽腫に対するジヌツキシマブ(遺伝子組換え)の抗腫瘍効果の増強」が適応追加されています。
(2023年3月時点)
(引用:イムネース:添付文書)
イムネースの体表面積計算もユニツキシンのIFに記載の計算式(Mosteller式)で良いでしょうか?

テセロイキンの体表面積の算出もユニツキシン同様にMosteller式を用いています。

(体表面積(m2)=([身長(cm)×体重(kg)]/3600)1/2
(引用:治験総括報告書(国内第Ⅰ/Ⅱa相試験、国内第Ⅱ相試験:治療法))

IL-2併用の理由はありますでしょうか?
フィルグラスチム及びテセロイキンと本剤を併用することで、ADCC(抗体依存性細胞傷害:antibody-dependent cell-mediated cytotoxicity) エフェクター細胞である好中球や NK 細胞等を活性化し、本剤による ADCC 活性が増強すると考えられています。 また、適応を取得しております用法用量では「フィルグラスチム(遺伝子組換え)及びテセロイキン(遺伝子組換え)との併用において、通常、ジヌツキシマブ(遺伝子組換え)として1日1 回17.5mg/m2(体表面積)を10~20時間かけて点滴静注する。」となっております。
(引用:添付文書(用法用量)、IF(2.製品の治療学的特性-2))
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)のG療法でレチノイン酸を投与している例はありますか?
国内第Ⅱb相試験の治療レジメンのプロトコールには、レチノイン酸は含まれていません。
(引用:治験総括報告書(国内第Ⅰ/Ⅱa相試験、国内第Ⅱ相試験:治療法))
国内レジメンでレチノイン酸が投与されなかった理由はありますか?
国内未承認のためです。
また、国内第I/Ⅱa相試験では、5サイクルの完遂を確認することが第Ⅱa相試験の目的でしたが、初発例や延長サイクル希望のない例を含む25例全例のうち15例(60%)が7サイクルを完遂し、G療法(G-CSF製剤を使用)においては再発例で延長希望のなかった例を除く11例中8例が7サイクルを完遂したことから、7サイクルまでの実行可能性は十分と考えられたため、国内第Ⅱ相試験のG療法はCSFレジメン3サイクル、IL-2レジメン3サイクルを繰り返す6サイクルとすることとしました。
(引用:治験総括報告書(国内第Ⅱ相試験:9.2.2 レジメンごとの投与法について))
発熱はフィルグラスチムを併用したサイクルとテセロイキンを併用したサイクル、どちらが多いですか?
テセロイキン投与サイクルです。
フィルグラスチム投与サイクルとテセロイキン投与サイクルの比較では、GD2-PⅠ試験及びGD2-PⅡ試験のDIN/FIL/TEC群(合計30例)において、フィルグラスチム投与サイクル(第1、3、5 サイクル)と比較してテセロイキン投与サイクル(第2、4、6 サイクル)で発現率が10%以上高かったGrade3以上の有害事象の中に、発熱(16例(53.3%)、6例(20.0%))が報告されています。
(引用:審査報告書(7.R.3.1DIN/FIL/TEC 投与の安全性プロファイル及び安全性の国内外差について))

支持療法

フィルグラスチム投与後、またはテセロイキン投与開始後に、「生理食塩液10mL/kgを1時間かけて投与」とありますが、生理食塩液の投与は必要でしょうか?
infusion reaction、毛細血管漏出症候群、低血圧等があらわれることがあるので、本剤の投与前には、必要な静脈内輸液を行って下さい。
(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL 添付文書)
支持療法は必ず必要ですか?
本剤投与による疼痛を軽減させるため、本剤の投与前から投与終了2時間後まで、オピオイド鎮痛剤を投与し、本剤投与による発熱を含むinfusion reactionを軽減させるため、本剤の投与前に抗ヒスタミン剤及び解熱鎮痛剤を投与となります。
(引用:添付文書(用法及び用量に関連する注意))
疼痛に対するオピオイド鎮痛剤の具体的な使用方法はありますか?
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)では、モルヒネを20~50μg/kg/時間を目安として、個人に合わせて増減し、安全に開始できるように投与量、投与方法を決定後、本剤投与直前に1時間分をボーラス投与(シリンジポンプ早送りで5~10秒)の上、持続投与されています。また低血圧、呼吸抑制に注意し、呼吸数、心拍、血圧、酸素飽和度を確認されています。持続投与は本剤投与終了後2時間を終了の目安とされています。疼痛発現及び酸素飽和度低下などの場合は投与量を増減されています。モルヒネ不耐症(そう痒感や蟻走感など)の場合は、オピオイドローテーションに準じてフェンタニル、オキシコドンなどに変更されています。
(引用:適正使用ガイド(ユニツキシン投与中の支持療法(すべてのレジメン共通))
なぜ、モルヒネをユニツキシン投与終了後、2時間後まで投与しなければならないのですか?
添付文書の用法用量に関連する注意として、「本剤投与による疼痛を軽減させるため、本剤の投与前から投与2時間後まで、オピオイド鎮痛剤を投与すること。」と記載されております。
(引用:添付文書(用法及び用量に関連する注意))
モルヒネはユニツキシン投与終了後、2時間後まで投与可能かと思いますが、その後、疼痛が発現した場合はどのように対応すればよいですか?
治験総括報告書には、ユニツキシン投与終了後2時間でモルヒネ投与を終了するが、疼痛が存在する場合は、疼痛が出現しない投与量で経口モルヒネ(3倍量)4 時間ごとに変更して、内服量を徐々に減量することとした。」と記載されています。 GD2-PⅡ試験において、モルヒネ(フェンタニル)は治験薬投与日の4日間持続投与のみで、「重篤」「未回復」の有害事象は発現しておりません。
(引用:治験総括報告書(GD2-PⅡ試験:9.4.7.1併用療法・支持療法「疼痛」)、CTD 16.2.4-2 支持療法一覧/16.2.7-1 患者ごとの有害事象一覧)
モルヒネは静注と経口投与を併用してもよいですか?
添付文書の用法及び用量に関連する注意は「本剤投与による疼痛を軽減させるため、本剤の投与前から投与2時間後まで、オピオイド鎮痛剤を投与すること。」であり、単剤/併用に関する記載はありません。
(引用:添付文書(用法及び用量に関連する注意))
疼痛に対するオピオイド投与に関して、モルヒネ以外は何がありますか?
添付文書の用法用量に関する注意には「本剤投与による疼痛を軽減させるため、本剤の投与前から投与2時間後まで、オピオイド鎮痛剤を投与すること。」と記載されています。また国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)では、「モルヒネ不耐症(そう痒感や蟻走感など)の場合は、オピオイドローテーションに準じてフェンタニル、オキシコドンなどに変更する」とされています。
(引用:添付文書(7.用法及び用量に関連する注意)、適正使用ガイド(ユニツキシン投与中の支持療法(すべてのレジメン共通)))
疼痛はオピオイド鎮痛剤を用いないと抑えられないような痛みですか?
添付文書の用法用量に関連する注意として、「本剤投与による疼痛を軽減させるため、本剤の投与前から投与2時間後まで、オピオイド鎮痛剤を投与すること。」と記載されております。 GD2-PⅡ試験ではモルヒネによる支持療法を行っていても81.3%(13/16例)に疼痛が発現しています。
(引用:添付文書(用法及び用量に関連する注意)、適正使用ガイド(疼痛の発現状況))
オピオイドは初回から投与が必要ですか?
本剤は特徴的に疼痛を発現するとされており、薬剤導入時にはオピオイドの投与が必要と考えられます。但しレジメンに組み込むか否かは各医療機関で検討頂きますようお願い致します。
(引用:添付文書(用法及び用量に関連する注意))
支持療法で使用するオピオイドの投与量はどの程度ですか?
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)では、モルヒネを20~50μg/kg/時間を目安として、個人に合わせて増減し、安全に開始できるように投与量、投与方法を決定しています。また、ユニツキシン投与直前に1時間分をボーラス投与(シリンジポンプ早送りで5~10秒)の上、持続投与されています。
(引用:適正使用ガイド(ユニツキシン投与中の支持療法(すべてのレジメン共通)))
IL-2レジメンの8-11日目では ヒドロキシジンとアセトアミノフェンは定期投与ですか?
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)では、ヒドロキシジンIVは、 0.5~1mg/kg(最大50mg)を本剤投与前(10~30分前を目安)に投与し、以後4~6時間ごとを目安に本剤投与終了まで定期投与されています。アセトアミノフェンIVは、 10mg/kgを本剤投与前(10~30分前を目安)に投与し以後は、発熱が認められた場合、又はIL-2レジメンで本剤が投与される4日間に、4~6時間ごと1日4回を目安に投与されています。
(引用:適正使用ガイド(ユニツキシン投与中の支持療法(すべてのレジメン共通)))
IL-2レジメンの8-11日目におけるアセトアミノフェンの1日の投与回数は何回でしょうか?
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)では、発熱が認められた場合はアセトアミノフェンIVを4~6時間ごと1日4回投与を目安に投与されています。
(引用:適正使用ガイド(IL-2レジメン投与スケジュール))
infusion reactionはヒドロキシジンとアセトアミノフェンで対処しているのでしょうか?
「本剤投与によるinfusion reactionを軽減させるため、本剤の投与前に、抗ヒスタミン剤及び解熱鎮痛剤を投与すること。」と記載されていますので、ヒドロキシジンとアセトアミノフェンで対処することになります。
(引用:添付文書(用法及び用量に関連する注意))
発熱がなければアセトアミノフェンは使用しなくてもよいのでしょうか?
本剤投与による発熱を含むinfusion reactionを軽減させるため、本剤の投与前に、抗ヒスタミン剤及び解熱鎮痛剤を投与することになっております。
(引用:添付文書(用法及び用量に関連する注意))
支持療法に関して、アセトアミノフェン注射はショットですか?
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)では、アセトアミノフェンIV10mg/kgを本剤投与前(10~30分前を目安)に投与とされています。
治験で使用されていたアセトアミノフェンIVの添付文書には「本剤を15分かけて静脈内投与すること」と記載されています。
(引用:適正使用ガイド(ユニツキシン投与中の支持療法(すべてのレジメン共通))、アセリオ静注液:添付文書)

適正使用ガイドの下記項目において、静脈内投与と記載がありますが、通常は筋注ではないでしょうか?

【参考】アナフィラキシーショック(infusion reaction)発現の場合 エピネフリン0.01 mg/kgを静脈内投与とされた。反応が乏しい場合はさらにヒドロコルチゾン2 mg/kgを使用とされた。

エピネフリン(一般名:アドレナリン)の添付文書では、静脈内投与は蘇生などの緊急時の用法及び用量であることにご留意ください。また、エピネフリン投与の際にはエピネフリンの最新の添付文書をご参照ください。
(引用:適正使用ガイド(【参考】 国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)における infusion reaction発現時の対処方法))
イブプロフェンはどのような場合に使うのでしょうか?
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)では、アセトアミノフェンIVを投与しても発熱が続く場合に適宜、NSAID(イブプロフェンを5~10mg/kgなど)を6時間以上あけて1日3回まで投与とされています。ただし、出血傾向がある場合、血小板数が50、000/μL以下の場合、高度な腎機能障害がある場合は投与しないこととされています。
(引用:適正使用ガイド(ユニツキシン投与中の支持療法(すべてのレジメン共通)))
ステロイドの投与はプロトコール上、禁忌でしょうか?
治験総括報告書には「ステロイド(内服・注射など全身に影響するもの)の使用は緊急時、ユニツキシンによるアナフィラキシー、頭蓋内圧の上昇など致死的な状態に限り、それ以外の場合は使用しないこととした。」と記載されています。
(引用:治験総括報告書(GD2-PⅡ試験:9.4.7.2 併用禁止療法、併用禁止薬))
支持療法としての生理食塩液の投与量はどのくらいでしょうか?
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)では、10mL/kgの生理食塩液を1時間で投与とされています。
(引用:正使用ガイド(IL-2およびCSFレジメン投与スケジュール))

副作用

神経系の副作用の具体的な症状はありますか?
ユニツキシンは、末梢神経細胞及び眼構造に発現するGD2抗原に結合することが知られています。この作用機序より、神経系及び眼組織に発現しているGD2抗原にユニツキシンが結合し、神経毒性を生じることが予測されます。ユニツキシンに関連する神経毒性には、末梢性感覚ニューロパチー、末梢性運動ニューロパチー、霧視、羞明、散瞳、脊髄炎及び横断性脊髄炎などが含まれます。
(引用:CTD 2.5.5.4.3.2)
重大な副作用としてinfusion reactionの発現率が100%であるが、6サイクルの中で特定のサイクルで発現するのか、それとも毎回のサイクルで発現するのですか?
infusion reactionとしてのサイクル別発現率に関するデータはございません。
(引用:GD2-PⅡ試験(CTD2.7.6.4.2.4.2.3-2 有害事象・サイクル別))
疼痛の原因・発現機序は神経障害性によるものでしょうか?
ユニツキシンが感覚神経のミエリンに発現するGD2へ結合することにより、疼痛が惹起された可能性が考えられます。
(引用:審査報告書(7.R.3.4 疼痛))
疼痛の好発部位はどこですか?
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)において発現頻度が高いものは、腹痛 62.5%、四肢痛 18.8%、頚部痛 12.5%が報告されています。
(引用:審査報告書(7.R.3.4 疼痛))
治験において、ユニツキシンの投与速度の減速や投与中止に至った疼痛はありますか?
GD2-PⅡ試験において、投与開始速度の減速に至った疼痛はDIN/FIL/TEC 群で認められず、米国レジメンで1/19 例(5.3%:疼痛1 例)に認められました。死亡に至った疼痛、重篤な疼痛、投与中止に至った疼痛、休薬に至った疼痛及び減量に至った疼痛は認められていません。
(引用:審査報告書(7.R.3.4 疼痛))
疼痛発現時には、どのように対処すれば良いでしょうか?
・投与開始から1時間以内に発現した疼痛:ユニツキシンの投与を発現時の投与速度の50%に減速する。回復後に、投与速度を漸増し、発現時の投与速度まで漸増できる。
・投与開始から1時間以降に発現したコントロール不良の疼痛:ユニツキシンの投与速度を減速する。翌日以降、減速した速度で投与を開始し、発現がなければ、発現時の投与速度まで漸増できる。
(引用:添付文書(用法及び用量に関連する注意))
眼障害にはどのような症状がありますか?
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)における眼部神経障害の発現として、眼瞼浮腫 37.5%、眼瞼感染 6.3%、眼瞼炎 6.3%(DIN/FIL/TEC群)および結膜炎15.8%(米国レジメン)が報告されています。死亡に至った眼部神経障害、重篤な眼部神経障害、投与中止に至った眼部神経障害、休薬に至った眼部神経障害、減量に至った眼部神経障害及び投与開始速度の減速に至った眼部神経障害は認められていません。
また、海外第Ⅲ相試験(301試験)において、isotretinoin 群で1/106 例(0.9%:失明1例)が認められ、治験薬との因果関係は否定されませんでした。
(引用:審査報告書(7.R.3.10 眼部神経障害))
眼障害の内容(詳細)と発現頻度を教えてください。
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)【35例】における眼部神経障害の発現頻度として高かったものは、眼瞼浮腫 37.5%(6例)、眼瞼感染 6.3%(1例)、眼瞼炎 6.3%(1例)(DIN/FIL/TEC群)および結膜炎15.8%(3例)(米国レジメン)でした。
(引用:審査報告書(7.R.3.10 眼部神経障害))
国内第Ⅰ/Ⅱa相試験(GD2-PⅠ試験)において発現した視神経萎縮は可逆性なのでしょうか?
現時点で本副作用に対して可逆的か非可逆的かは判明しておりません。
(引用:CTD2.7.6.2)
毛細血管漏出症候群とはどのような症状ですか?
血管内液の血管外への漏出です。この症候群は全身の毛細血管が漏れやすくなっている患者に観察され、ショック症候群、拍出量低下状態、虚血再潅流障害、毒血症、薬物投与、毒物投与に起因して生じます。症状として浮腫や多臓器不全を生じ得ます。
(引用:CTCAE v5.0 AE Term Definition 日本語【定義】)
骨髄抑制について、発現率、重症度、白血球数などの数値を教えてください。
①G療法におけるGrade3以上の白血球数減少(CTCAE ver.4.0)は、GD2-PⅠ試験において2/14例、GD2-PⅡ試験において1/16例で発現しています。
②GD2-PⅠ試験(第Ⅱa相試験)で白血球数減少のため投与中止となった1例(M療法)の詳細は以下の通りです。
4歳女性、プロトコール治療開始の1週間後に白血球数510/μlに低下(Grade4)。
投与開始前:2170/μl
投与4日後:2010/μl
投与7日後:510/μl
(引用:国内第Ⅰ/Ⅱb相試験【GD2-PⅠ試験】)
疼痛やinfusion reactionの好発時期はありますでしょうか?またサイクルを経過していく毎に発現率は変わりますか?
GD2-PⅡ試験のG療法における疼痛の1サイクルから6サイクルまでの発現率はそれぞれ、37.5%、31.3%、12.5%、26.7%、13.3%、20.0%となります。
infusion reactionとしてのサイクル別発現率は記載されていませんでしたが、infusion reactionに含まれる「発熱」に関しては1サイクルから6サイクルまでの発現率として、それぞれ93.8%、100.0%、93.8%、100%、60.0%、100%でありサイクルによって発現率が変わる事はありませんでした。
(引用:GD2-PⅡ試験(CTD2.7.6.4.2.4.2.3-2 有害事象・サイクル別))
ユニツキシンの使用により骨髄抑制が発生する機序は判明していますか?

本剤の使用により骨髄抑制が生じる機序は判明しておりません。

白血球数増加によるG-CSFの投与中止や再開において、判断の目安とする採血の間隔など規定や指標はありますか?

特に規定はありません。国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)のプロトコールにおいては、検査頻度は6±2日以内となります。

(引用:治験総括報告書)

血管外漏出時の推奨する対処方法はありますか?
本製剤は炎症性の薬剤ではないため、血管外漏出時の対処方法等は規定しておりません。

貯法・調製

遮光は必要ですか?
「遮光のため、本剤は外箱に入れた状態で保存すること。」となっております。なお、14.2 薬剤投与時の注意においては、特に遮光についての記載はありません。
(引用:添付文書(取り扱い上の注意、薬剤投与時の注意))
体表面積の算出方法はMosteller式以外の計算を用いて良いですか?

体表面積の算出には小児科領域で最も一般的なMosteller式を用いてください。

(体表面積(m2)=([身長(cm)×体重(kg)]/3600)1/2
体表面積算出ツールはこちら
(引用:適正使用ガイド((4)ユニツキシンの調製方法))

生理食塩液での希釈方法・希釈範囲とその根拠はありますか?
生理食塩液による希釈後濃度0.044~0.52 mg/mL、ポリエチレン製又はポリ塩化ビニル製点滴用バッグにて24時間保存した結果、24時間の安定が認められております。
(引用:インタビューフォーム(生理食塩液による希釈後の安定性)CTD2.3.P.2.6)
調製後の管理方法で注意する点はありますか?
希釈液は、凍結を避け2 ~ 8 ℃で保存し、調製から4 時間以内に投与を開始してください。
(引用:添付文書(適応上の注意))
ユニツキシンを調製する際、生理食塩液以外での安定性の情報(データ)はありますか?
生理食塩液以外の安定性データはございません。
(引用:インタビューフォーム(生理食塩液による希釈後の安定性)CTD2.3.P.2.6)
溶解後、室温での保存可能な時間はどのくらいでしょうか?
ポリエチレン製又はポリ塩化ビニル製点滴用バッグに本剤及び生理食塩液を加え0.044~0.52mg/mLの濃度で24時間保存した時に安定という結果でした。
(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL インタビューフォーム)
本剤の希釈液をすぐ投与開始しなかった又は出来なかった場合の保存方法はありますか?
凍結を避け2~8℃で保存し、調製から4時間以内に投与を開始して下さい。
(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL 添付文書)
ユニツキシン投与中の温度管理や遮光について留意すべきことはありますか?
本製剤を投与する際に、希釈液の温度管理や遮光について特に留意する点はございません。
(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL 添付文書)
生理食塩液以外で調製は可能でしょうか?
ユニツキシンを生理食塩液以外の輸液等で調製したデータはございません。本剤に関しては生理食塩液での調製をお願いします。
(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL 添付文書)
ユニツキシンの比重のデータはありますか?

本剤について実測したデータはございません。但し「製造記録書」の中で1kg/1Lと規定されています。

(引用:製造記録書)

投与方法

投与ルートについて、ユニツキシンと他の製剤は同じラインで投与できますか?
本剤は他剤との配合変化に関するデータがないため、本剤を使用する場合は単独の輸液ラインを確保してご使用ください。
(引用:適正使用ガイド(輸液ライン))
CSFレジメン時の投与ルートは1つを中心静脈、もう1つを末梢での対応も可能でしょうか?
治験施設においては、中心静脈または末梢から投与されました。ルートに関しましては各施設での検討をお願いしております。
(引用:適正使用ガイド(輸液ライン))
支持療法もしくはテセロイキンのルートからユニツキシンは投与可能でしょうか?
ユニツキシンは他剤との配合変化に関するデータがないため、本剤を使用する場合は単独の輸液ラインを確保してご使用ください。
(引用:適正使用ガイド(輸液ライン))
IL-2レジメンの8-11日目においてユニツキシンは末梢ルートでなければいけませんか? 3ルートすべて中心静脈でもよいですか?
ルートに関しましては各施設での検討をお願いしております。特に指定はございませんが、本剤は他剤との配合変化に関するデータがないため、本剤を使用する場合は単独の輸液ラインを確保してご使用ください。
(引用:適正使用ガイド(輸液ライン))
テセロイキンの投与ルートに関して、支持療法と同じラインで(1本のライン)で実施したいが構わないでしょうか?
テセロイキンの配合変化データ等弊社は持ち合わせておらず、また弊社薬剤ではない事からお答えする事ができません。テセロイキンに関しては販売会社である「共和クリティケア」にご確認下さい。
フィルターの使用は可能でしょうか?
供給元は推奨しておりません。
(引用:THE COMPATIBILITY OF UNITUXIN® (DINUTUXIMAB) INJECTION WITH A FILTER)

臨床成績

再発難治例における国内臨床治験データはありますか?
国内I/Ⅱa相試験(GD2-PI試験)では再発難治例を対象としてM-CSFを併用薬とするM療法及びG-CSF製剤を併用薬とするG療法の有効性について検証しています。
(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL 総合製品情報概要)
国内第Ⅱb相試験における追跡期間はどれくらいですか?
国内第Ⅱb相試験は2年の追跡期間となっております。
(引用:治験実施報告書(国内第Ⅱb相試験))
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)のエンドポイントに「2次がん発生」とあるが、参考となるデータはありますか?
EFSの定義として「2次がん発生」を含んでいますが、データはございません。
(国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)は2年で打ち切り)
(引用:治験実施報告書(国内第Ⅱb相試験:主要評価項目))
「臨床試験において、本剤の投与後に本剤の抗キメラ抗体(HACA)及び中和抗体の産生が報告されている。」とありますが、発現頻度はどれくらいですか?

(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL 総合製品情報概要 )
HACAの産生割合
(HACA陽性例/検査実施例)
中和抗体の産生割合
(中和抗体陽性例/HACA陽性例)
G療法群
1サイクル終了後 6.7%(1/15例) 0/1例
2サイクル終了後 18.8%(3/16例) 2/3例
5サイクル終了後 6.7%(1/15例) 1/1例
米国レジメン群
1サイクル終了後 33.3%(6/18例) 1/6例
2サイクル終了後 27.8%(5/18例) 4/5例
5サイクル終了後 29.4%(5/17例) 5/5例
国内第Ⅱb相試験における疼痛はどのようなGradeですか?
G療法ではGrade1が43.8%、Grade2が12.5%、Grade3が6.3%で、Grade4、5の発現はありませんでした。
(引用:GD2-PⅡ試験(CTD2.7.6.4.2.4.2.3-2 有害事象・重症度別))
国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)での米国レジメンは、国内での実施でしょうか?
米国レジメンと比較して日本レジメン(G療法)の有用性を評価する国内第Ⅱb相試験として、海外第Ⅲ相試験(301試験)と同じ薬剤を使用した米国レジメンを日本でも組み入れ、実施しております。
(引用:治験実施計画書(国内第Ⅱb相試験))
大量化学療法までの導入療法について、米国レジメンとG療法は同じでしょうか?
FASのベースライン時における患者背景を記載しています。(製品情報概要p.15「患者背景、FAS」)
(引用:製品情報概要(GD2-PⅡ試験・「患者背景、FAS」))
治験時の治療レジメン完遂率はどのくらいでしょうか?
国内第Ⅱb相試験におけるプロトコール治療を完了した被験者の割合は、G療法で93.8%(15/16例)、米国レジメンで89.5%(17/19例)でした。
G療法の1例は3サイクルの投与を終了した後に中止しました。また、米国レジメンの1例は1サイクルの途中(Day 8まで投与、isotretinoinの投与はなし)、他の1例は4サイクルの途中で中止しております。
(引用:治験実施報告書(国内第Ⅱb相試験:11.3 治療の遵守状況の測定))
治験において、移植後の生着が早く、ユニツキシン投与開始まで2~3週間など、投与開始が早かった症例はありますか?
高リスク神経芽腫の集学的治療終了後寛解患者を対象とした国内第Ⅱb相試験(GD2-PⅡ試験)において、移植から1サイクル開始までの日数が確認できた7例(G療法4例、米国レジメン3例)のうち、最も短い日数は約60日でした。
(引用:CTD2.7.6.2.1、CTD2.7.6.4.1)
治験実施時の、大量化学療法後からユニツキシン投与までの期間はどのくらいでしょうか?
"国内第Ⅱb相試験において大量化学療法を受けた後ユニツキシン投与までの期間は平均116.6±29.1日でした。(最大値169日、最小値62日)
(引用:治験実施報告書(国内第Ⅱb相試験:患者背景、診断および組み入れ基準))"

その他

バイアル内は陰圧ですか?
バイアル内は常圧です。
(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL インタビューフォーム)
「非臨床試験」において「SMS-LHN神経芽腫細胞」とはどのようなものですか?
GD2陽性の神経芽腫細胞です。
(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL 総合製品情報概要 )
「非臨床試験」において「マウスXenograftモデル」とはどのようなものですか?
Xenograftモデルは、ヒト由来の癌細胞を免疫不全マウスへ移植したモデルです。
(引用:ユニツキシン®点滴静注17.5mg/5mL 総合製品情報概要)
原薬の製造はどこの国ですか?
米国です。
製剤の製造はどこの国ですか?
米国です。
ユニツキシンは日本以外ではどの国で発売されていますか?
米国及びカナダで販売されています。
小児慢性特定疾病の医療費助成を受けたいのですが、どうしたら良いですか?
小児慢性特定疾病情報センター ホームページ( https://www.shouman.jp/assist/ )(参照:2021年7月26日)に詳細が掲載されています。お手数ですがホームページを確認してください。
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このページは、医療用医薬品であるユニツキシン®を適正にご使用いただくため、医療関係者(医師・薬剤師・看護師等)の方を対象に情報提供することを目的としています。一般の方、国外の医療関係者への情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。

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